街が浮足立つクリスマスシーズン。
ヨーロッパのクリスマスといえばドイツ各地のクリスマスマーケットなどが有名ですが、イギリスも負けていません!
今回はロンドンのクリスマス風景をご紹介します。
街中を彩るイルミネーション


クリスマスってワクワクするね!
12月にもなるとあちらこちらが光に包まれ、街中がクリスマス一色に彩られるロンドン。
一年で一番日が短く、16時には真っ暗、しかも寒い・・と、暗~い気分になりがちなこの時期が一気に明るく華やかになります。
ショッピングストリートとして賑わうオックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートにはイルミネーションが施され、ヨーロッパ大陸への玄関口、セントパンクラス・ステーションには巨大なクリスマスツリーが飾られます。
ハイドパークに出現する巨大遊園地、ウィンター・ワンダーランドも見逃せません。
絶叫マシンやお化け屋敷、クリスマスマーケット、スケートリンクなどなど盛りだくさんの内容で大人から子どもまで大人気です。
2020年は開催中止となっていましたが、今年は再開するようです!







寒いの苦手だけどこの時期のロンドンが大好き!
サマーセットハウスのアイススケートリンク


美術館などの文化施設が内部に設置され、英国1級重要建造物に指定されている建物、サマーセット・ハウスの前にはアイススケートリンクが登場します。
冬になるとロンドンの街中にはいたるところにアイススケートリンクが登場しますが、こちらはロンドンで一番ロマンティックで、スケートをしなくても、眺めているだけでも楽しいアイススケートリンクです。
会場にはフォートナム&メイソンの巨大なクリスマスツリーも!フォートナム&メイソン名物のバスケットのオーナメントがとってもかわいいです!
スケートをするにはチケットが必要です。毎年大人気なのでスケートを楽しみたい方は早めの予約をおすすめします。
こちらも2020年は開催中止となっていましたが、今年は再開するようです!





ミニチュアサイズがあったらほしいにゃ
クリスマス当日の様子&注意事項



現地の人たちはどんな風に過ごすのかな?
日本では友達同士でイベントに繰り出したり、カップルでディナーを楽しんだりと、街中がとても賑やかなクリスマス当日。
イギリスではちょっと様子が違っています。
イギリスのクリスマスは日本のお正月のようなもので、親族が集まってクリスマスのごちそうを食べたり、エリザベス女王のスピーチがはじまると一家でテレビに集中したり。紅白を見たり、おせち料理を食べたりして過ごすのと似ていますね。
そしてクリスマス当日は基本的にお店は閉まるので、「1年で最も静かな日」になります。
またクリスマス当日は全面的に公共交通機関が止まります。地下鉄もバスも動きません。割増料金のタクシーだけが動いています。また前後の日も地下鉄・バスは間引き運転だったりします。
「日本のお正月のようなもの」と言いましたが、この点は終夜運転をしている日本とは大違いです!
筆者はこのことをすっかり忘れて旅行の予定を立ててしまったため、空港まで行くのに普段ならありえないタクシー代を支払うはめになりました(泣)
この時期にロンドン旅行を計画されている方、せっかくの楽しいクリスマスが「空港に到着したけど市内まで移動ができない!」「スーパーもレストランも閉まっていてひもじい・・」、なんてことにならないよう、くれぐれもご注意ください。



ちゃんとごはんが食べられるように計画しなくちゃ!
まとめ


いかがでしたか?
街中いたるところでクリスマス気分を味わうことができるロンドンの12月。
スーパーマーケットでクリスマス限定のお菓子を探したり、各家庭の玄関先に飾られるクリスマスドアリースをチェックしたり、ぜひこの時期ならではの街の風景を楽しんでみてください。
冷え込みますのでマフラー、手袋、カイロなど、防寒対策をしっかりしてお出かけくださいね。
クリスマスを過ぎるとすぐにやってくるのが冬のセール!!こちらについてはまた別の機会にご紹介いたします。
イベントいっぱいのクリスマス時期をロンドンで過ごしてみてはいかがでしょうか?